初心者の方とお話をしていると、スケールの練習が大変ですとおっしゃられる方とても多いです。
ハ長調から練習を始めて、他の調をひとつずつ増やしていくとだんだんやる量が増えていくので、基礎練習に時間がかかりすぎて曲まで練習が行きつかなくなるということをおっしゃられる方もいらっしゃいます。
結構にスケールの練習については、色々なそういった悩みを聞くことがあるんですが、前確かに私も一時期演習の時にスケール全長ひいていた時があったんですが、全部弾くと大変ですし結構にも途中で飽きがきちゃって最後の方過去に適当な感じになってしまったりもしていました。
ただ弾くことだけが目的になってしまってただただ疲れるだけの無駄な時間になってしまったり、そんなことも過去にありました。
今回は練習するときにどのように取り組んでいけば良いのか、弾き方というよりかは練習するときにこういうふうに考えて行くと少し楽になりますよというような取り組み方についてお伝えをしていきたいと思います。
まず基本のハ長調ですけれども、これ皆さんよく弾いてますよね。
これは皆さんよく練習されたと思うんですが、ハ長調と組み合わせてぜひね同じ調号のスケール取り組んで頂きたいんです。
同じ調号と言うとハ長調は#フラット何もつきませんので#フラット何もつかない短調ですね。
こういった同じ調号の長調短調の平行調といいます。
この平行調で練習をしていていただくと色々と覚えやすいかなと思います。
短調の場合は、まず最初に書いてあるほうが和声的短音階で次に書いてあるのが旋律的短音階、2種類の短調が書いてあるんですけれども最初の方は第7音が半音上がるんですね。
それを理解した上で弾いていくと、頭の中が整理されてくると思いますので闇雲に一つずつ音を見て弾いて行くよりも楽に弾いていくことができます。
また何度も何度もねやっていくうちに曲が自分のレパートリーなっていくようにスケールも一緒で一度弾いて終わりではなく、繰り返し2週目3週目という風に取り組んでいくのはいかがでしょうか。
今回スケールの練習の取り組み方についてお話をしました。
ハノンは大切な練習なので、地道に練習をつづけてみてください。